当法人について
理事長挨拶
粒栄会では、地域に根ざした保育環境創りに取り組んでおります。
鳥の子保育園は、昭和48年に定員90名で開園し、令和3年9月に老朽化に伴い新園舎が建設され、今現在130名定員となりました。
また、昭和57年4月に地元の方からの要請で開園した新田保育園は定員60名から現在190名定員となりました。
特に倉敷中心部に近い新田保育園では、一時保育や子育て支援センター新田を開設し、保育の多様化に対応した運営を進めています。
そして平成26年10月には、地域の待機児童問題に応えて、笹沖保育園が定員90名で開園し,現在110名定員となりました。
粒栄会職員は、開園当初から保育の基本的な考え方について以下5点を特に心がけて保育しています。
- 保育所は、養護と教育を一体とした保育を行なうことによって子どもの人格形成、健全な心身の発達を図ることが目的であり、主たる役割である。
- 保育所は、教育効果をあげるということだけが目標ではなく、人間形成全体に着眼することだと思います。したがって子供たちにとってどの程度の負担 にたえられるのか、知育にしても幼児に対して最も負担に耐えうる好ましい水準の教育はどの辺かということを個々に知ることが大切だと思います。
- 大人の考え方を物差しにして子どもの心の動きや行動を見てはいけない。
- われわれ保育者が、単に子どもの保育をするということだけでなく、その子の背後にある保護者を教導し、保護者ともどもに保育の水準と効果をあげる責任と義務があると思います。
- 見方、考え方(その時、その場所、その場合)、行動の仕方を自問自答しながら保育をしています。
人間の脳の細胞はお母さんのお腹の中で分裂を始め、8ヶ月ぐらいで分裂が終わり140億という多くの細胞が分裂されて生まれてきます。この配線は3歳までに大人の60~70%、6歳で80%、10歳で90%まで完成し20歳までにはほとんど完成すると言われています。
在園の子どもたちには、良い事、悪い事の分かる子どもになって卒園させていきたいと考えています。
以上のような、創設者であり、前理事長の思いを伝承していきたいと思います。
社会福祉法人粒栄会
理事長 大西 美子
保育理念
子どもも保護者も職員も共に育つ保育園
保育目標
- あいさつのできる子
- 名前を呼ばれたら「はい」と返事のできる子
- 先生のお話が聞ける子
- 何事も最後まで一生懸命頑張れる子
保育方針
- 一人一人を大切に見つめ、基本的生活習慣が身につくようにする。
- くつろいだ雰囲気の中で、情緒の安定、心身の調和的な発達を図る。
- 集団生活を通して、自主・協調などの社会的態度、最後まで頑張る力を養う。
- さまざまな活動を通して豊かな心を育てる。
- 家庭や地域との連携を密にし、相互の信頼関係を深める。